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若くして歯を失われた方へ

歯を失ったまま放置すると
見た目や噛み合わせに悪影響を及ぼします

大切な歯を失ってしまうトラブルは、高齢者の方だけに起こる問題ではありません。不摂生な生活習慣や突然の事故などによって、若くして歯を失ってしまう方もいらっしゃいます。歯を抜けたまま放置すると、審美・機能・生活面で様々なリスクが考えられます。歯は1本1本に役割があります。そのため、失った歯が1本だけでも、それぞれの歯は役割を果たせなくなるので、見た目や噛み合わせに悪影響を及ぼしてしまいます。歯を失った際は早急に歯科医院で治療を行い、健康な口腔機能を早めに取り戻しましょう。

歯を失ってしまうと起こりうる影響

機能面への影響

  • 食べ物がしっかり噛めない
  • むし歯や歯周病リスクが上昇
  • 残っている歯の寿命を縮めてしまう

審美面への影響

  • 歯並びが悪くなる
  • 噛み合わせが崩れて顔の形が変化
  • 噛み合っていた歯が伸びてくる

日常生活での影響

  • 認知症のリスクが高まる
  • 咀嚼機能が低下し、胃腸に負担がかかる
  • 発音が悪くなる

歯を失ってしまった場合の3つの治療法

何らかの理由で歯を失ってしまった場合、3つの治療方法があります。

ブリッジ

歯を失った場所の両隣の歯を削り、そこを支えにして人工歯で補う治療法です。両隣の歯を利用して、橋を架けるように装着することから「ブリッジ」と呼ばれています。取り外しはできませんが、固定式なのでしっかりと噛めるのがメリットです。デメリットとしては、両隣の健康な歯を削らなければいけないことなどが挙げられます。

インプラント

「なるべく天然歯に近い見た目と噛み心地を得たい」といったご要望を叶えられるのがインプラントです。歯の抜けた部分に人工歯根を埋めて、上から人工の歯を被せる治療法となります。
天然歯のような自然な見た目が手に入るのがメリットです。デメリットとしては、顎の骨量が少ない場合、骨造成治療が必要であったり、症例によっては手術が難しい可能性があります。

入れ歯

失ってしまった歯に取り外しが可能な装置を装着する治療方法です。入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯の2種類あります。
メリットとして、入れ歯の種類によっては比較的、安価で治療期間が短く済みます。また、ほとんどの症例で入れ歯を提案することが可能です。
デメリットとして、見た目や噛んだ時に違和感でが出る場合があります。